【出産前手続き①】母子手帳交付と「妊婦委託健康診査受診票(基本的な妊婦健康診査受診票)」

園長に報告後、そっさくいろいろな手続きが始まりました。

まず、保育士に限らず妊娠したら初めて行なう公的手続き「母子手帳交付申請」。

母子手帳ってどうやってもらうの?

最初に病院を受診し、妊娠が発覚した時、私の場合は11週だったので、こちらから医師に何も伝えなくても「妊娠届書」を発行され「これを役場に持参して母子手帳をもらってきてね」と看護師さんに言われました。後で調べたところ、「妊娠届書」が発行されるのは病院か役所、それぞれの自治体によって違うようなので自分の住む自治体によって違うことをお忘れなく!

また、病院で発行されるのは、胎児の心拍が確認された時とのこと。基本的に「妊娠届出書」や母子手帳の発行の手続きは「いつまで!」と決まっていませんが、厚生労働省としては「妊娠11週以内」に届けることを推奨しています!ということで、ある意味私はギリギリ推奨範囲内に申請することができました。

「妊娠届書」を持って役場に行くと「健康福祉課」に案内されました。念のため「印鑑」「マイナンバーカード」身分証明書として「運転免許証」を持参しましたが、どれも使わず…。差し出された用紙に住所や職業、出産予定日などを記入し提出、その後個室で保健師さんから母子手帳を渡され、少し面談のような時間がありました。主に聞かれた内容は、喫煙、飲酒、常用している薬などのこと。あとは、仕事の状況(勤務時間や通勤にかかる時間、おもな仕事内容)について聞かれました。特にタバコについては同居している家族の状態も聞かれました。

うちのパパは愛煙家だったので「禁煙外来」への通院を遠回しに勧められましたよ。

そして「母子手帳」の他に「妊娠中の過ごし方」などの資料をどっさりもらい、嬉しいような、恥ずかしいような、初めて感じるくすぐったい気持ちで、役場を後にしました。

そうそう!母子手帳の中にとても大切なクーポンが!「妊婦委託健康診査受診票(基本的な妊婦健康診査受診票)が挟んでありました。

「妊婦委託健康診査受診票(基本的な妊婦健康診査受診票)」ってなに?

「妊婦委託健康診査受診票(基本的な妊婦健康診査受診票)」とは、「妊婦健康診査」いわゆる妊婦さんの定期検診の一部費用を助成してくれる「補助券」です。妊婦健康診査では健康保険が使えないのでもし、この「妊婦委託健康診査受診票」が使えなければ、病院窓口で支払う受診料は¥13,000〜¥15,000程度(医療機関により受診料は変わります)と高額。一般的に妊婦健康診査は全部で14回が通常。そのうち高額な医療検査機器の使用や検査内容もあるので「この補助券がなかったっら…」と思うと本当にありがたい制度です。発行元は住居のある市区町村。なので、自治体によって補助券の色や形式も変わります。そこで気をつけなければならないのが、妊娠中の転居!転居先では最初に受け取った「妊婦委託健康診査受診票」が使用できない⁉︎ということもありますので転居予定がある方は、交付を受けた役所の窓口での問い合わせをお忘れなく‼︎

こうして役所での手続きを無事に終え、嬉しいような恥ずかしいような、初めて味わう感覚で役所を後にしたわたし。自宅に戻り、母子手帳と同時に手渡された「妊娠中の過ごし方」などが記載されたたくさんの配布物を広げてみました。たくさんの資料の中で一番嬉しかったのは「マタニティマーク」!身につけて歩くかどうかは別としても新しい命の存在を感じるアイテムでした!